コーヒーの木
『コーヒー豆が生る木はコーヒーノキだ。コーヒーの木はコーヒーノキという。』音読してみると、何を言っているのか分かりません。
例えば、理科的な表現をすると、ジャガイモの生る植物は<ジャガイモ>で、僕らがジャガイモだと思っているものは<ジャガイモの地下茎>です。ややこしい。でもコーヒーは違います。コーヒー豆のことを<コーヒーの実>とは言いません。コーヒー豆が生る木が<コーヒーノキ>という名前なんですね。ということはコーヒー豆は、<コーヒーノキという木の実>と言うこともできます。音読すると、箱を開けたらまた箱があったときのような気分にさせられませんか?