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笹倉及介の日記ブログ

コロッケパン考

 コロッケパンはうまい。僕のお昼のメニューとして定番な地位を確立しているパンである。僕の通っている学校の売店で売っている。安くてうまい。品名が<コロッケ>としか書かれていなかったり、成分表示欄にどう見てもコロッケが入っていないのも面白い。
 そんなコロッケパンだけれど、一つ許せないのは、炭水化物の塊だということだ。コロッケはパン粉とじゃがいもでできているが、どちらも炭水化物である。そんなものを更にパンで包んである。炭水化物である。炭水化物を、炭水化物で包んで揚げて、更に炭水化物で包む…なんて仕打ちだ!なんて残酷なことをする…。お好み焼きをおかずにご飯を食う人々も裸足で逃げ出すトリプルカーボハイドライトアタック…。じゃがいもが可愛そうだ。
 だから僕は、毎日コロッケパンを買うのだと思う。許せない存在を自ら摂取することで駆逐し、せめてもの供養とするのです。安いからじゃないよ。決してお金が無いからというわけではないのです。