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笹倉及介の日記ブログ

休日は読書に勤しむ ミミズクと夜の王

ミミズクと夜の王 (電撃文庫)

ミミズクと夜の王 (電撃文庫)


 電撃文庫なのにイラストがなかった。イラストは表紙のみ。でもそれで良かったのかもしれない。この本は、ミミズクという名の少女が夜の王と出会い、そこから始まるおはなし。ネット上の他のレビューを読了後にちょっと見てみたけれど、どうやら<泣ける>小説らしい。オビにも泣けると書いてあるし、僕もちょっと泣きそうだったが、オビには泣けるとか、そういうこと、書かないで欲しいよ。そういうことかかれると僕ら読むほうとしては「ほほう、泣けるのか…」となりまして、身構えるので、「嗚呼、かなしい」「かんどうした!」となっても泣くほどではなくなってしまうのです。読む前の情報は限りなくゼロの方が良いのです。
 もしかして、こんな事を書いてしまったら僕の主張とは矛盾してしまいますね?この本をこれから読もうとしている人、ごめんなさい、ここに書いてあることは忘れてください。