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笹倉及介の日記ブログ

気候と心理は関係があるということを肌で感じた

 なんだか落ち着かない。浮き足立っているというか、そわそわしていて落ち着かない。いつもよりのどが渇く。なぜだか家に居たくない。よくわからないが、強引にコンビニに行く用事を作り、夜の散歩に出掛けた。今日はとても暖かい。風が生ぬるいし、なんだか雨上がりのような湿った匂いがする。風も強いし、極めつけは、満月だ。ああそうか、だからなのか、と一人で納得する。
 春になると、変質者が増えると言われている。統計上そうなのかは知らないけれど、通説はそうだ。つまり、誰しも暖かくなると、落ち着かないし、のどが渇くし、僅かだが変質者的行動がしたくなるのだろう。それが人間の歴史の上で、積もり積もって、通説になり、そういうことが言われているのだろうと思う。また、「満月は人を狂わす」という通説もある。これは本当かどうか、本当に怪しい。似非科学というヤツかもしれないが、少なくともそういうことが無いとは言い切れない。誰しも満月を見るとなんだか狂った気がするし、月に不気味さを感じているのだろう。満月に関する伝説、伝承、そういうものから言っても、人間は満月で、心理的に「どうにかなる」んじゃないか。
 そんな狂う条件が、今夜ふたつもそろってしまった。今夜は犯罪件数が多いかもしれない。みんな狂うのだ。