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笹倉及介の日記ブログ

空が青いのはどうしてか

 何が青いのか?まずそれを考えることにする。「空」という物質はないのだから、上空にある何かが青いに違いない。*1

仮説1 海が青い

 海の色が映っている。海の無い場所、ユーラシア大陸の中央、例えばモンゴルなんかは空は青くない。空が青いものだと思っているのは日本人だけなのだ。

仮説2 空気が青い

 空気中には、アルゴンという元素が結構な割合で入っている。それの色が、限りなく透明に近いブルーなのである。
 しかし、そうなると、僕らは青いフィルターを通して世の中を見ていることになる。そんなはずはない。
 これは、脳の問題で解決する。空気は元々青いが、それでは生活に支障が出るので、脳が勝手に青の認識を薄めているのだ。それは誰にも気付かれない。別の人間がどう見えているのかなんて、分かるわけがないし、ましてや、全員に同じように青補正フィルターを持っていたとしても、気付くわけが無い。

仮説3 なんだかよくわからないものが青い

 ドップラー効果というものを知っているだろうか。身近な所では、救急車とすれ違う前と後とでは音が違って聞こえる。音は空気の波で出来ていて、遠ざかるものから伝わる波は波長が長くなり、近づいてくるものから伝わる波は波長が短くなる、という現象だ。波長が長いと低い音になり、短いと高い音になる。だから救急車が向かってくるときは高い音に聞こえ、遠ざかるときは低い音に聞こえるのだ。
 光も波で出来ているので、こちらに近づいてくるものは波長の短い光に見える。つまり、青くなるのだ。(青方偏移という)ただし、光はものすごく速いので、ものすごい速さで近づかないと青くならない。
 北斗の拳の主題歌「愛をとりもどせ!!」に、こんな詩がある。

you は shock
愛で空が落ちてくる

 実はこれは本当で、空はとてつもない速さで落ちているのだ。だから青く見える。空が落ちるというより、宇宙にある、なんだかよくわからないもの*2が地球に向かって高速で近づいてきてるので、青く見える。落ち続けてどうして地球にぶつからないのか?それは質量がほとんどないのでぶつかっても何も起こらないからである。

これらの仮説の問題点

 夕焼けが説明できない。

*1:わかってて書いてるんだからね!

*2:ニュートリノとか、そんなやつ