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笹倉及介の日記ブログ

Twitterのコミュニケーションツールとして素晴らしいところ

 このサービスの素晴らしい所は、相手の顔や話し方やその人がどういう人間かということを意識せず、その人の行動と言いたいことだけが浮き出てくるというところだと思う。「この人とは仲良くしておいた方が得」とか、「敬語でないと失礼」だとか、そういうコミュニケーションの上での冗長性やノイズが限りなく少なくて済む。言いたいことだけを言えるのだ。
 それは、「誰が発言しているか」を意識しなくてもよいところにある。ほとんどの人がweb上からではなくIMや他のクライアントから利用しているので、会話中に誰だかわかり難い。名前は英数だけでわかり難いし、アイコンだって出ないサービスも多い。というか、web上からでも「誰だ」ということがわかりにくくなっている。だからこそ気楽に独り言を言えるわけだし、それに対する突っ込みも、誰かを区別することなく気楽にできるのだ。さらに、少ない文字数しか送信できないのもそのことに一役かっている。少ない文字数で言いたいことを伝えるためにはどうしても端的に表現する必要があるので、みんな似たような文章になる。ブログやミクシィなどでは長い文章になるのでその人の特徴が出るが、Twitterでそれは意識しないで済む。


 携帯でメールをする。そういう場合いつやめればいいか、わからない。そんな僕にはちょうどよいコミュニケーションツールだと思う。これまでネット上に話しかけられる人がいなかったけれど、Twitterのおかげで少しは話しかけられる人ができて、ネットが楽しくなった。