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笹倉及介の日記ブログ

虹がわからない

今日は虹が見えなかった。そりゃあそうだ。雨は降らなかったし、降ったとしても虹が見えるような日は少ない。でも、それなりに見ることが出来る現象だ。
子供のころに虹を見ることが出来て、それについてどう考えるかでその人の人生が決まる気がする。自然に対して興味があるかどうか、理系の内容に興味が持てるかどうかだ。僕には初めて虹を見たときの記憶がたぶんアレだろうなというくらいのあやふやな記憶しかないのだけれど、おそらく不思議だと思った。綺麗だなとは思わなかった。アレはどういうことになってんだと、そう思った。そのあとに綺麗だなと思った。今もそうだ。
虹がどうして見えるのかちゃんと説明できる大人なんてほんの少ししか居ないだろうけれど、説明できない人でも多少は虹はどうやって見えるのだろう?どのように出来ているのだろう?と一度は考えたことはあるだろうと思う。それをまったく考えず、ただ、ああ綺麗だなぁと思っている人は居るのだろうか?そういう人は何を考えて生きているのだろう。
虹を説明できるか?と言われれば、まあ一応僕はできると思うけれど、それは「たぶん、こういうことが起こっているから虹が見えるのだろう」ってだけで、本当にそうだとは限らないんじゃないか?という気がしてならない。本当にそうなのかが理解できない。困ったものだ。