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笹倉及介の日記ブログ

電車の車内アナウンスはどうしてあんなことになっちゃってるんだ

 今日は久しぶりに電車に乗った。たまには電車での移動もいいもんだ。電車は運転を完全に人任せにしていられるので、乗っている間に好きなことが出来るという点で、車よりもずっとよい移動手段だと思う。今日は本を読んでいた。イヤホンで音楽を聴きながら。ふと視線を向かい側の席に移すと、向かい側の人も本を読んでいて、イヤホンで音楽を聴いていた。僕と同じように足を組んでいたので、何だか変な気持ちになって本を読むのをやめた。まねするなよー。
 電車の中では考え事をするのによい場所だ。何しろ目的地に着くまでは強制的に何も出来ない状況になるので考え事をするしかない。まあでも、電柱の数を数えたりはしていた。何もすることがないと言ったけれど、案外することはあるものだ。
 よし本題。電車の車内アナウンスだ。あれはいったいどういうことになっちゃってるんだ。たぶん電車に乗ったことがない人はあまり居ないと思うからわかってもらえると思うけれど、どの電車のどのアナウンスも独特で、みんな一緒に聞こえる。女子高の放送部のように快活にはっきり聞き取りやすくしゃべってもらえないのだろうか。
 あれはきっと、毎日毎日同じことを言うのに飽きているのだ。なるべく口を動かさない省エネなしゃべり方をしている。そして慣れすぎてまったく緊張感のない声のようだ。誰しもリラックスするとちょっと声が低くなって、マイクを吹いてしまうように息が出るから、きっとそうに違いない。さらに、誰にもしゃべっているところを見られないというのもあるかもしれない。同様に、レジの人は毎日毎日同じことを繰り返し言っているのに、ああはならない。レジの人は女性だからかな?女性の車内アナウンスは聞き取りやすそうだ。是非お願いしたい。
 悪いところはたくさんあるけれど、なんにせよアレじゃないと電車のアナウンスって感じじゃないので、もう手遅れなんだ。アレが快活になってしまったら色々と困ったことになるに違いない。