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笹倉及介の日記ブログ

KYより空気嫁のほうが語感が好きだったのに

KYという言葉がびっくりするくらい僕の周りで流行っている。と言っても、直接の僕の友人、知人、直接僕と話す人は使っているのは聞いたことがなくて、食堂などの人がたくさん集まる場所に行って聞こえてくる隣の席の会話などから、毎日のように聞こえてくるのだ。僕の知っている人が使っているところは本当に聞いたことがないので、ここまでギャップがあると若干引く。全然使おうとも思わない言葉が僕を避けるようにして流行っているなんて、どういうことなんだ。全く使おうとしない僕の知り合いにびっくりだ。大学の生協食堂なんて同年代が集まるわけだから、同年代が良く使っている言葉なら、僕の知り合いも使ってくれたっていいじゃないか。これは韓流ブームの時と同じですね。あの時も周りに韓国ドラマが好きな人は一人も居なかった。
KYがどういう意味かはもちろん知っている。「空気読めない」だ。「空気読める」でもKYじゃないかとかそういうことはどうでもいい。意味がおかしくなっているような気がする。ちょっと軽くて明るい感じになった。軽いノリで「おれKYだしwww」「おまえKYだなwww」みたいな使われ方をしている。
ここで「空気読めない」がどういうことなのか、ちょっと考え直してみた。

  • 天然とは違う
  • ノリが悪いのとは違う
  • 間が悪いのとも違う

じゃあ一体何なのか?たぶんこういうことだ。
12月24日に駅前とか、公園とか、デートスポットに行って、カップルを観察してみよう。たぶんおそらくぜったい、カップルの幸せそうな様子を見て、僕は「全国的にカップルは滅びろ!」とか思う。というか、独り身の人はみんなそう思う。とっても不幸な気持ちになる。
でも、きっとそんな人だって、産婦人科から出てくるカップルの幸せそうな様子を見たら、滅びろなんて思わない。とても微笑ましい。ひどいことを思ったとしても、「このやろーちきしょー幸せにな!」くらいなものだ。
この差が空気を読むということです。(ちょっと違うか?)
状況が違うだけで「滅びろ!」から「幸せにな!」になるわけだ。不思議ですね。よく考えたらあんまり差はない。