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笹倉及介の日記ブログ

第六大陸

第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)


第六大陸〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)

第六大陸〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)


月に結婚式場を作りたい。そんな少女の夢をかなえるエンジニアたちの奮闘を描くお話…かな。実際には少女はとても頭が良いので、少女を中心にプロジェクトが進んでいきます。そんなの子供の夢じゃないか!無理に決まってるだろう!と思っていた周りの大人たちも、少女の才能に驚き、、最新の技術を駆使すれば割と現実的だし、できるんじゃないか?と思い始めます。そうして宇宙に夢と希望を持ったおっさんたちが何とかしようと頑張ります。
プロジェクトXを見ているような気分になりました。宇宙進出は実は今の技術を駆使して、金を湯水のように使えばできるんじゃないかなーと思います。この小説は近未来の話ですが、そういう時代はもうすぐ来るかもしれません。
中盤から謎の物質が月で発見され、異星人のものであるということがほのめかされるのだけど、なかなかその話が進展しない。そうして最後に一気に解決して、ハッピーエンドに向かうところは良かったですね。ヒロインと主人公が露骨に愛とか恋とかいう話にならないところも良かったと思います。最終的に5行くらい愛を語り合ったりするんですが、こういう小説に恋愛を持ち込むときは5行くらいで十分です。

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