考えるよりまず動け
- 作者: 風間善樹
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/07
- メディア: 単行本
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- 大切なことは、好奇心を持って、いろんな人と本気で付き合うこと。すると、ネットワークが自然と広がる。ビジネスは人が中心。
- 活力が出すには、ロマンが必要である。ロマンとカリスマを持っている技術者をトップに立てるべきだ。
- 考え込む前に行動せよ。そのためには、どんなことにも興味を持つことが必要だ。
- いろいろなことを現場で学ぶべし。
- 禅とは自分というものを見つめ直して、自分の行動で人に迷惑をかけないようにしようと考えること。
- 社員が一万人いても、一つの装置の開発に関わっているのは4、5人である。だから4人で企業できる。
- 率直に話し合うことが重要。
- 人と酒を飲むことは結構重要。人脈を広げるきっかけになる。お酒を飲めない人は他に何かを考える。
ブックオフで購入。おそらく、僕が考えているけれど動けない人間であるので、手に取ってしまったのだろうと思う。就職活動で思うように動けない自分が嫌いになっていた時期だったから、それを少しでも紛らわすというか、自分を鼓舞させるために購入したのかもしれない。
この本は、東京エレクトロンという半導体製造装置を作っている企業の一番偉い人の、成功術の本だ。若干年寄り臭い古くさいことが書かれていることもあるけれど、十分に凄い人だということがわかる。どうやって人脈を作り上げたかとか、そういうことも知りたかったのだけれど、それは書いてなかった。成功した人の、成功するための本ではなく、成功した人の、成功した自慢が書かれているようなところもあったのでそれは少し残念だ。