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笹倉及介の日記ブログ

おいしいお茶は水道水から

おいしいお茶を淹れるために一番重要なのは温度だ。普通なら沸いているお湯をそのまま急須に入れてしまいそうだけど、おいしく飲むためにはそこを我慢して、ぬるくしてから入れる必要がある。具体的には75℃が良いらしい。
実際に温度計で温度を計りながらお茶を淹れてみてわかったけれど、75℃まで冷めるのを待つのはかなり面倒だ。ヤカン→湯飲み→ヤカン→湯飲みとお湯を交互に移動させて冷ます作戦を試みたけれど、何度も繰り返さなければならず、時間がかかりすぎる。じれったい。
そこで、水道水を入れてお湯を埋める作戦に出た。急須に沸いたばかりのお湯を入れ、そして沸かす前の蛇口から出てくる水道水を少し入れる。水道水を入れると、何故か本末転倒というか、目的を見失っている感じもしなくもないけど、これが非常に素早く温度を下げることが出来る。そしておいしいお茶を淹れることが出来るのだ。水の綺麗な日本に生まれて良かった。