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笹倉及介の日記ブログ

氷菓

氷菓 (角川文庫)

氷菓 (角川文庫)


クドリャフカの順番を先に読んでしまい、古典部シリーズだと言うことを知ったので、読んでみることにした。クドリャフカの順番はとても面白かった。今回も期待通り。
「そんなのどうでも良いじゃないか、そんなことより飯を食いに行こうぜ」くらいの謎
「なんだこれは、もの凄い謎だ!ミステリだ!」くらいの謎
以上二つの中間よりもちょっと下くらいの謎を、高校生の折木奉太郎とその周辺の人々が解き明かします。日常に潜むミステリーは、謎を発見して謎だと思って解き明かそうとする人が必要です。そういうキャラがそろって探偵ごっこをします。
人が密室で殺されていただとか殺し合いをさせられたとか、そういう殺伐としたものは一つもないほのぼのとした日常の謎(よりは少しレベルの高い謎)に翻弄される奉太郎たちを見ているのは面白い。
キャラだてもいい。みんながみんな、フィクションのようにわかりやすいキャラだ。奉太郎の省エネには僕も賛同したい。でもきっとこれは若さ故のアレで、中二病的なものかもしれない。どんどん成長していくのだろう。クドリャフカの順番ではどうだったっけか。

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