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笹倉及介の日記ブログ

読書

自分にとって、ビジネス書や知識、教養になるような本よりも文芸書のほうが得られるものが大きいし、単純に読んでいておもしろい。でも「文芸書は役に立たないよ」などということを言う人が身近にいて、僕の身近にいるということは、全世界にそれはもう数え切れないくらいの人数が居るのだろうな。それはちょっと悲しい。ビジネス書の良いところはわかるけれど、文芸書も読んで欲しい。ちゃんと役に立つと思う。
東洋経済に速読術の特集が載っていたけれど、そういう人たちが速読するのって、ビジネス書が多いのだろう。ビジネス書は速読法のテクニックを使って速読ができる。だが僕は、文芸書を速読したい。読み飛ばしや斜め読みなどを用いない、精読での速読をしたい。だが文芸書を速読するというのは、自分時間を早回しにする行為であって、なかなか難しいのだ。それはテクニックではなくて、能力の問題になってしまうので、読み慣れれば早くなるという問題でもないだろう。結局、頭の回転が遅いか早いかになってしまう。