hakanashika

笹倉及介の日記ブログ

蚊の方には、お引き取り願う

昨日の夜、8カ所を蚊に刺された。
蚊に刺されると人間はかゆい。だからといって、そのあと蚊をたたいて殺してしまっても、人間はかゆいし、蚊は死ぬしで蚊と人間、双方ともに幸せな要素は全くない。だから刺されたあとに蚊の存在に気づいたら、負けを認めて無罪放免として帰してやるべきである。
とはならないのが普通だ。蚊と人間は憎み合っている。悲しいけれど、争いは感情で起こる。
昨日の夜に蚊に刺されて、特に対処をせずに放っておいて寝た。そうしたら、かゆくて目が覚めて、どこがかゆいのかよくわからないが、とにかくかゆいぞ?どこがかゆいのだろう?とかゆみの元を探したところ、7カ所新しく刺されていた。かゆくて眠れなかった。

科学技術の粋を集めて作られた生物化学兵器が火を吹くその前に、蚊には早めに帰って頂きたい。血を吸われる前に気づかなかった僕が悪いのだから、一回吸ったらもうまっすぐに帰ってくれ。そして二度と来るな。積極的に殺したいわけではないのだ。双方の幸せのために、血を吸っても気づかないような動物の血を吸いなさい。

と優しく追い帰すことはせずに、格闘していたが、いつまでたってもどうにもならないので、あきらめて就寝。そうしたら今日の朝、布団に血まみれで死んでいる虫がいた。おそらく僕の血だと思われる。寝ている間に無意識にやったらしい。僕にはハンターの才能があるのではないだろうか。
二度と来訪してほしくないので、電気の力で60日間少しずつ殺虫剤を散布するアレをセットすることにした。