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笹倉及介の日記ブログ

道具に使われている

試験の日程が掲示板に貼られていた。僕は院生だから無関係だけど、学部生が群がっていた。よく見ると、メモの仕方が人それぞれで違う。ケータイのカメラで撮っているやつ、紙に書いているやつ、ケータイにポチポチと入力してるやつなどが居た。カメラは一瞬で撮り終わるが、ちゃんと写せているのだろうか? 紙に書くのは確実だけれど、とても書きづらそうだ。ケータイに入力するのは面倒過ぎやしないか。どれも一長一短だ。

便利だという錯覚

パソコン、ケータイなどは、すごい。何でもできる。昔なら一つずつゆっくりやっていたことが一瞬で終わったりもする。以前は人間がやっていたことも、いまはもう、「そんなことは人間のやる作業じゃない」という具合だ。
だから、パソコンやケータイなどのデジタルな機器に過度な期待をしてしまい、必要以上に使ってしまうことがあるのだ。
それってよいことだろうか? 表面上便利に見えてるだけなのでは? 機械に振り回されているのでは?
「それ、紙とペンでできるよ?」
どんな道具を使うかはよく考えよう。「なんでもケータイで」というのは危険だ。