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笹倉及介の日記ブログ

帽子さえかぶれば

今日も暑い。休日だったので、図書館へ行ったり自転車でうろうろしたりした。図書館では、閲覧室で読書をした。勉強をしている人が多かった。図書館は勉強するところでも良いけれど、僕としては本を読んで欲しい。本を読んでいる人は開架に多い。小中学生のような人たちもたくさん居た。夏休みだからだろうか。そういえば、僕の場合夏休みと言えば図書館かプールだったなあ。
日差しが強いので、帽子の必要性を感じた。でも、今時の若者はファッション以外の目的で帽子をかぶるだろうか? そうなると僕は帽子をかぶる目的が無くなってしまう。機能的には夏は麦藁帽子が優れていると思うが、麦藁帽子が似合うファッションを考えなければならない。…うーん、海賊王を除くと畑いじりをする爺さんのファッションになってしまいそうだ。
僕が小学生のときには、とにかく「帽子をかぶれ」としつこく親から言われたものだった。本当にしつこかった。「帽子さえかぶればどんなに遠くへ行ってもいい」「帽子さえかぶればどんなにやんちゃでわんぱくでもいい」そんな感じだった。たぶん記憶が誇張されている。
そういえば、実際に小学校低学年のときだったか、帽子の縁に小銭や昆虫やメダルを入れてかぶり、ものすごく遠くのおもちゃ屋を目指して友達と旅に出たこともあった。結果的には忠実に親の命令に従ったわけだ。最終的に暗くなって、迷子になって、帽子の中の小銭で電話をして助けを呼んだので、帽子がなかったら死んでいたのかもしれない。