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笹倉及介の日記ブログ

なにもしないをする

この間の日曜日は早起きしたは良いけれど、特にすることもない休日だった。実家に帰っていたので、ネットをして時間をつぶすことも出来ないし、読みかけの本もないし、読みたいやつはもう読んでしまった。何もすることがないのでテレビをつけた。テレビを自分から見ることは何年ぶりだろうか…と思ってしばらく見ていたら、テレビがあまり面白くなくなっていることに気づいたのですぐに消す。あれは見続けないと面白くなくなるものらしい。
本当にやることがない。朝早いので家族も起きていない。まあ、やることがなければないで、死ぬわけではないし、それなりに過ごせるのだ。退屈を凌ぐことはわりと得意だ。
僕は座椅子に座って外の景色を眺め、考え事をするなどして過ごした。外側の僕は座椅子に座っているだけで何もしていない。3時間ほどそうやっていた。3時間もずっと座ったままぼーっと考え事をしているなんて、自分でもびっくりだ。でもそのときは、非常に充実した時間を過ごした気になった。
そのあとの一日は、びっくりするほど集中力が高かった。ずっとクリアできなかったゲームをクリアできたり、一瞬で本を読み終えることが出来たりした。もしかして3時間ぼーっとすることは一日の始まりに必要なものだったのかもしれない。
10分くらいでいいから、朝起きてぼーっとするのはとても良いことだと思うのでおすすめします。