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笹倉及介の日記ブログ

神の存在について考えたりお茶を飲んだりした

とても涼しかったので(むしろ寒かった)、暖かい緑茶を淹れた。やっと温かい飲み物の季節になったのかと思うと嬉しい。夏が終わって寂しい感じもあるけれど、秋が来るのはとても嬉しい。この季節は僕にとって絶好調の季節だ。絶好調なのでずっと家でだらだらとしていた。宗教の勧誘が来た。ツーマンセルで来たのだが、若い方はとてもかわいかった。これまでにも何組か来たことがあって、いつも女性の二人一組で、若いほうがかわいい。たいていゴスロリ一歩手前というか、それよりももっと明るいのだけれど、地味かつ洗練されたファッションをしていてる。日傘を差してレースの手袋とかはめて白いブラウスを着ていらっしゃる。つばの広い帽子をかぶっていたりもする。黒髪ストレート。非常に僕の好みなのだが、「じつは僕が神だから僕を信じなさい」と言うわけには行かないのだろうか。女で気を引く作戦なのかと思うと非常に残念。

神はいると思うか?と聞かれたらどう答えようか、と唐突に思う。「絶対にいない。いるわけない」とは言いたくないが、「絶体いる。いないはずがない」とも言えない。きっちりした意見があるわけではない。別にいたって良いし、いないと困る場合もあるけど、姿を見たことはないので人間の妄想であると言えなくもない。いないと神頼みができなくなってしまうわけでもない。何というか、宗教は人間の精神ハックというか、自己啓発のような、そういう考え方の集合のことを言うんじゃないか?だから神は実在はしない。想像上の人格なのではないか。実在はしないがどこかにいるのかもしれないけれど。人間の意識の中とか。

居るとしたら、信じるか?と問われたらどうしよう。もし信じるとしたら…。僕はキリスト教の言うところのGodは信じたくないし、インテリジェントデザイン論を支持するわけでもない。信じるなら、ポットの妖精だとかトイレの神のほうを信じたい。一神教というのはどこかの昔の偉い人が政治的に作ったような感じがして気に入らないからだ*1多神教は自然発生的に出てきた気がして納得できる。それに、モノに愛着を持つと何となく人格を想像してしまったりもするので、「八百万の神々」のほうが僕には合っている。まあ日本人だからってのもあるだろう。
確実に言えるのは、「インターネットには居る」ってことだろうと思う。

*1:昨日読んだAURAにも同じようなことが書かれていて共感した