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笹倉及介の日記ブログ

洗濯挟みは、洗濯物挟みだ!

と、そう思ったのだけど、よくよく考えたら、そのネタはスケッチブックというマンガの中で出てきたネタで、自分が本当にそう思って言ったのかどうか怪しい。思いついた瞬間は自分でそう思ったのだが、結局は真似だったのだ。

しかし、そういうことを言ったら、僕が自分で無から作りだした発想というものはあるのだろうか? と考える。どんなに面白いことを思いついても、実は気づかずに盗用しているだけなのかもしれない。完全なオリジナリティというのは僕には存在しない気がする。結局何かをモデルにしないとダメなのだ。
以前、完全にオリジナルの、どこからも引用や盗用をしない、自分の中から出てきた『架空の登場人物』を作ろうとしたことがあったが、結局どこかで見たようなキャラクターになってしまった。その人物のセリフや立ち振る舞いを描写するならばオリジナルのものができるだろうけれど、性格の設定なんかは絶対にどこかの誰かとかぶってしまうのだ。
もう今の時代は情報が劣化しなくなってどんどん蓄積するようになってきたし、何をやっても人の真似として片付けることができるのかもしれない。

生活維持省イキガミの問題を知って思ったことでした。我ながらありきたりのことを書いている。これもきっと誰かの意見を参考にして書かれたものなのです。「自分で思ったこと」というのはほぼ無いに等しい。