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笹倉及介の日記ブログ

キノの旅 12

最近は抽象化された電子や数式が飛び交うような小難しい本ばかりを読んでいたりで、脳が焼き切れそうですけれど、こういう本を読むととても癒されます。わかりやすくて楽しい小説です。
お気に入りは「徳を積む国」です。星新一に似たような話があった気がしますけど、いろいろ考えさせられる内容でした。以下ネタバレ。
僕たちの世界では、徳を積む=お金を稼ぐということに置き換えられないだろうか?個人的なことではなく、社会全体のためになることをしてお金が貰えるわけだし、税金も納めることになる。たとえば、お金を1兆円くらい積めば殺人が許されるのだとしたら、この世界はどうなるんでしょうか。どうもならない気がしますが。
「パクリの国」はよくわからなかったけれど、他の感想サイトを見て、気になることが書いてあったので(しかしネタバレはなかった)、もう一度読み返したらとても好きになった。僕もここでほのめかすことにしておく。いやー、パクリの国は良いですよねー、深いよねー。

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