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笹倉及介の日記ブログ

時報が好き

表題の通りです。僕は時報が好きだ。ネット上において、時報と言ったらそれはもうニコニコ動画の時報のことで、あれももちろん好きだけど、一番好きな時報は午後7時のNHKの時報だ。

一週間の中で一番好かれている曜日といえば、間違いなく土曜日だ。日曜日は明日のことを意識させてしまうのであまり好かれてはいない。逆に、金曜日は「明日は土曜日!」という気持ちにさせるので、土曜日と同様に好かれている。

それと同じように、一日のうち、一番好かれている時間帯が何処かといえば、間違いなく7時台だろう。テレビでもゴールデンタイムだ。明日のことを意識させないギリギリの時間帯が7時なのだ。8時や9時になってくると、寝る準備をしなければと考えてしまうのであまりよろしくない。

時報はそんな素晴らしい時間帯をお知らせしてくれるとても良い存在だ。金曜日の7時の時報なんて、サイコーだと思う。子供の頃テレビを見ていて、7時ちょっと前にNHKに変えて時報を待ち、「ピッピッピッ、ポーン」で7時ジャストにドラえもんのチャンネルにしたりということが好きだった。
ニコニコ動画の時報も、最近は宣伝が多いので時報自体は好きにはなれないけれど、「時報うぜぇ」と書き込まれるのを見て、同じ時間に一緒にこの動画を見ているんだなーと思うとなんだか嬉しくなる。ニコニコ動画のユーザー全員が同じ時間に同じ動画を見るというのは時報以外には無い。そういう意味でニコニコ動画の時報も大好きだ。

時報というのはいろいろなメリットもある。テレビを付けていなくても、自分で時報を作りだしたら生活の役に立つと思う。ケータイを午後7時や9時に毎日アラームが鳴る設定にしておけばいいのだ。そうすることによって、何かいいことがあるような気がする。自信は無い。
でもたとえば、毎日毎日いろいろなことに夢中になって「いつの間にかもう寝る時間だ!どうしよう!やるべきことをやっていない!」ということを防ぐことができる。時間を気にしながらの作業もしなくて良くなる。向こうから勝手に時間を教えてくれるんだから、こちらが気にする必要は無いのだ。
子供の頃に午後5時になったら公園から聞こえてきた「これが鳴ったらそろそろ帰らなければならない音楽」と同じ効果だ。あれがあるから子供は「そろそろ帰らなきゃな」なんて考えずに夢中で遊ぶことができる。

だいたいの人が「1秒」の感覚を大まかに知っているのは、時報の存在があるからかもしれない。ところで、一番上で紹介した動画の曲は、名曲だと思います。これを聴いて時報が好きになってもらえるとよいですね。