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笹倉及介の日記ブログ

戦前の専門書から学ぶ

大学の図書館へ行く。大学の図書館と言ったら、普通の文芸小説など全くおいていない。専門書ばかりだ。修士論文を書くための参考文献を探しに行った。

とても古い本を見つけたので、思わず読みふけってしまった。奥付を見ると、初版が戦前だ。昭和一桁に書かれた本だ。何回も改訂されているようだったけれど、それでも昭和20年くらい(うろおぼえ)だった。
よほど古くさい内容かと思ったら、全くそうではなかった。今でも通用するような知識が書かれている。僕の分野はそんなにも進歩していないのかと思ったが、どうもそうではないようだ。基礎は常に変わらないということだろう。
古い本だからといって間違ったことが書いてあるわけではない。そして新しい本の方が、間違っている可能性があり、内容が薄いく表面をうっすらと広い範囲をなぞっただけの本が多いということに気づく。最新の情報は本になるほどしっかりとしたデータがないのだろう。本になるというのは、相当な検証の積み重ねが必要で、確実に本当だろうと思われることしか書かれないのだ(誤訳は多いが)。歴史を感じた。

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