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笹倉及介の日記ブログ

新入社員の社会的身分は底辺

春から働き始めて、学生からいろいろと状況が変わってきた。ちょっとおもしろいのが、「営業の人」の態度が豹変することだ。つまり会社で仕事として、ではなく、休みの日に店に出かけるなどして、訪問販売、新聞の勧誘、車のディーラーといった職種の人たちと、こちらが完全なお客で消費者で、むこうが仕事として話す機会の時だ。むこうは営業トークだけど、こちらは購入相談といった場合である。
学生だった場合、こちらの身分を明かすと、「頭がよいのですね」とか言うのだ。しかも院生であると分かると何故か物凄い頭の切れる人間だと思われているような言動をとる。まったくそんなことないのに。

「この間から働き始めて、まだ入社2週間もたってないんですよ」と言うと、なんだか急に態度が大きくなって、「俺は社会人の先輩である」という感じになる。先輩面というやつだ。「私も若い頃はたいへんだったんですよー」とか言って自分の身の上話をしちゃう。そして何故か励まされる。「大変だろうけれど、頑張ってくださいね」みたいな感じだ。マニュアルでもあるのかと思うくらい、別の場所で同じ対応をされる。
まあ確かに今は仕事は何も出来ないので、給料泥棒みたいなものですから、お金で考えると、学生がプラマイゼロ、社会人はプラスだけど新社会人はマイナスです。

今の社会的身分は学生より下みたいだ。まだまだ認められていない感じがします。くそう、悔しいよ。頑張ろう。