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笹倉及介の日記ブログ

BGM:生き物の声

今日は休日だった。僕だけが休みな日というのはとても気分が良い。アパートの駐車場には僕の車しか止まっていない。

今日は一日中椅子に座って本を読んだりネットをしたりして過ごしたのだが、外の声が時間帯によって変わるのがおもしろかった。
まず朝はスズメやオナガなどが鳴いている。たまにカッコウも聞こえた。これは早朝の明け方からだ。カッコウは托卵で育つらしいので、ずるいなあ、などと思っているが、鳴き声はとてもカッコウって感じがするので許してしまう。オナガの巣に卵を産むこともあるそうだ。カラスの鳴き声もたまに聞こえる。

お昼ころになると鳥の声も落ち着いてくる。車やバイクの音が目立つようになる。どこかで時計のアラームがなりっぱなしになっているのを聞いていらいらしたり、隣の部屋に住んでいる人のケータイの振動音がこちらまで聞こえたりしていらいらしたりした。隣人はケータイを忘れて仕事に行ったのだろうか。夕方になってヤカンのお湯が沸騰した音が聞こえたので、お茶でも淹れているのだろうなあ、などと想像していた。一人暮らしでヤカンと急須があり、お茶を淹れる人を僕は高く評価する。隣人とは今後仲良くしていこうと思う。挨拶くらいしかしないけれど、あえぎ声などがとてもうるさく聞こえても寛容な態度でいようと思う。

夕方になるとカエルの鳴き声が激しくなる。カエルの声しか聞こえない。僕はカエルについては特別な感情を抱いており、いろいろな意味で好きな生き物なので、カエルの声は意識して聞いていた。しかし、好きではあるが、詳しいわけではないので、三種類くらいの声が聞こえたのだがそれが何ガエルなのかはわからない。
しばらくネットに夢中になっていたら(E3の中継動画を見ていた)カエルの声が全く聞こえなくなっている事に気づいた。深夜の3時くらいだったと思う。そのかわり、カラスの声がうるさかった。この情報から当て推量でものを言うと、つまりカラスがカエルを一網打尽ということになってしまうが、そんなことはないだろう。カエルも寝たのだろうか。僕も寝ることにした。これを書いているのは寝て起きてからである。3時間睡眠で非常に眠い。