hakanashika

笹倉及介の日記ブログ

蝉の死骸

仕事帰り、アパートの階段を昇る途中、蝉の死骸を見た。

精神的にとてもこたえる。夏が終わったかと思った。まだ今日は7月31日のはずで、8月31日ではない。まだ夏は終わっていない。一昨日に暗くなり始めてから僕の部屋の窓際で鳴き始めたちょっと抜けてる蝉が居たけれど、その蝉だろうか。高校生以下の諸君は夏休みの真っ最中である。大学生も8月から休みなわけだけれど、如何お過ごしですか。炎暑酷暑のみぎり、皆様のご健勝とご自愛をお祈り申し上げます。僕は仕事です。夜勤があったりします。夜勤あけは真っ昼間に寝なければならず、太陽のやつが憎いです。学生がうらやましい。ブログ名をurayamashikaに変えてやろうか。そういう間抜けで要領の悪い蝉がいない世界ってのは無いんでしょうか。何で蝉すぐ死んでしまうん? ちくしょう夏なんて…。僕は毎日を平穏に静かに暮らしたいのだ。夏はいろいろな意味で煩すぎて、とても心穏やかに暮らせない。夏なんて…、もう…、大好きだよ!! でも何で蝉一匹でこんなにかき乱されなければならないのか。何でこんなに焦ったり悲しんだりしなくちゃいけないんだ。なんなんだ夏ってのは。というか蝉だよ問題は。


蝉の一生はとうてい人間には理解できないもので、それを擬人化して人間は悲しんだり儚いと言ったりして勝手なもんです。

寝て目が覚めて、外に出たら、蝉の死骸はなくなっていた。猫か小鳥が持っていったのだろうか。