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笹倉及介の日記ブログ

デジタル化の囁き

最近仕事が忙しくて、なんだか気分が優れないので、有休を取って、大掃除をした。掃除ほど気分が晴れるものはない。

ホームセンターと100円ショップで収納や掃除の道具を買ってきて、整理整頓をした。僕の家にはあんまりものがないが、生活をするに従って、徐々に秩序が乱れてくるものである。トレンディドラマに出てくるようなお洒落な部屋に住みたいとも思うけれど、そういったものは無理な話だ。生活をしている以上、仕方がないし、僕のほうにもめんどくさがりという問題があるのでとてもムリだ。


整理するときにうざったいのが、給料明細や公共料金の明細、保険、年金、カードの明細、その他諸々の、なんだかよく分からないけれど捨てられないような契約書控えとかそういう細かい書類が沢山貯まることだ。捨ててしまいたいのだけれど、それも忍びないし、かといって、ファイリングして取っておくほどのマメな自分でもないので、一つの袋にまとめて入れておいて、必要な時にその袋をひっくり返して探し出す。袋に入れるのも面倒なので、ある程度溜まるまでは机の上に放置して、その後袋行きだ。


探し出すのも面倒だし、紙切れが散らかるのをどうにかしたいので、もしかして、インターネットの向こう側の情報処理のプロの話が参考になるんじゃないかと思っていろいろ探してみたところ、ドキュメントスキャナで書類をデジタルにしてしまえばいいのでは? ということになった。スキャナは3万円くらいで買えるみたいだし、やってみようかなーとか考えている。


しかし、デジタル化も結構めんどくさい。何も考えずにスキャナに紙を突っ込めば、自動的にどんどんスキャンされ、どんどんデータを食べ、ハードディスクがガリガリ言って、自動的に画像ファイルがしかるべき名前で保存されてフォルダに収まるのなら全然かまわないんだけど、きっと僕自身が「名前をつけて保存」しなければならない。それだけで、「袋にまとめて突っ込む」よりも面倒になってしまうのだ。必要な書類を探すのも、テキストじゃないんだし、検索できない。最近のOCRは凄いらしいけれど、その辺はどうなのだろうか。Evernoteって凄いの?


掃除は一段落して、まあそこそこドラマに出てくる部屋のようになったかもしれない。