王家の紋章について
今日は王家の紋章という少女漫画を読みました。全部で50冊以上ある大河漫画で、僕はまだ数冊しか読んでいないのだが、はまりそうである。
- 作者: 細川智栄子
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 1977/02
- メディア: コミック
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この漫画の概要。エジプトにタイムスリップしてしまった少女がエジプトの王に見初められ、最初は尊大で乱暴な王を拒絶していた少女だったが、やがて愛し合うようになる。未来から来たので当時の人にとっては不思議な知識をたくさん持っていて、しかもエジプト人には衝撃的な金髪に青い目という外見、なんだか偶然ナイル川から現れる不思議な少女伝説みたいなものもあるので、それゆえ魅力的であり、当時の権力者はこぞってその主人公の少女を取り合う。少女は王との幸せを願うんだけども、権力抗争に巻き込まれ…。という話。
だと思うたぶん。SFとも歴史モノとも言える愛憎劇だ。まだ続いているようで、ファンも多いらしい。きっとガラスの仮面や十二国記と同じく、「完結するまで死ねない系」だと思う。人々の生きる希望だ。
この漫画、すごく面白いし、続きの気になる展開で読み進むのが止まらないのだけれど、ドロドロとした愛憎劇に少しバテてきた。そこへうる星やつらがちょうど目に入ったものだから、ついついそっちへ手が伸びて、少し読み始めてしまったのだった。気楽なギャグが王家の紋章でギスギスしていた心に心地よい。王家の紋章にバテたらうる星やつらを読み、集中力と体力を持続しつつ漫画を読み続けるという作戦だ。
- 作者: 高橋留美子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1998/08
- メディア: 文庫
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ふと、うる星やつらを少女漫画にしたら、ドロドロとした愛憎劇になるのでは?と思った。王家の紋章との共通点もある。
- ヒロインは遠くの世界からきた
- ヒロインは不思議な力を持っている
- ヒロインが愛してしまった男はどうしようもないクソ男である
- ヒロインを多数の男が奪い合う
これはひどい。ラムちゃんが可哀想になってきた。不憫でしょうがない。もしうる星やつらが少女漫画で恋愛にフォーカスしたものだったら物凄いことになる。ギャグマンガで良かった。