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笹倉及介の日記ブログ

アスファルトにアスパラガス

アスパラガスらしきものが道に三本落ちていた。
僕は考える。アスパラガスというのは雑草だったのだろうか。そのへんに生えていて良いものだったのだろうか。あの野菜は肥料を激しく消費する贅沢な野菜でありなにかと手間が掛かるという話ではなかったか。自生していていいのだろうか。というか、アスファルトに自生しているわけではないから、誰かの落とし物である。アスパラガスを落としてしまうというのはどういう状況なのか。点々と落ちているように見えるので、誰かが道に迷わぬようにとアスパラガスを落としていったのか。

と思っていたら、すぐ隣に自生するアスパラガスを発見。一応誰かさんの畑の一部ではあるものの、勝手に生えているようだ。これはアスパラガスではなく、アスパラガスに似た草かもしれない。

しかしながら、アスパラガスではなかったとしても、アスファルトに点々と意味ありげに落ちている謎が解決したわけではない。気になったのだが、アスパラガスらしき草は畑の端のほうに片付けておいた。僕のように道に落ちているものについてリソースを無駄に使うような人を増やさないためである。道路も綺麗になり、今日は良いことをした。