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笹倉及介の日記ブログ

無限

少年漫画やライトノベルには、無限という言葉が溢れているけれど、考えなしに使っていい言葉じゃないのだ。もうちょっと無限について、真剣に考えるべきだと思う。
無限というのはとてもすごい。ほんとすごい。食べ放題の焼き肉屋というのは、つまり一定料金を払えば時間制限付きではあるが無限に食べてもよいということだから、本気を出せば焼き肉屋と地球上の牛が存在しなくなる。無限1UPという技がスーパーマリオブラザーズにあったけれども、あれだって99が限界だ。無限を甘く見てはいけない。宇宙の果てまで行っても無限とは言えないのだ。100兆の100兆倍も無限にはほど遠く、宇宙の中の粒子の数よりもずっと多い。多いというか、限りがない。なんだそれは。そんなものあるわけ無いじゃないか。平行な二つの直線はどこまで行っても交わらないけれど、無限遠でようやく交わるらしい。「ただし光源は無限遠にあるものとする」とか言っている場合じゃない。
なんだか宇宙ヤバイのコピペみたいになったけれども、つくづく無限についてはそう思っているのです。