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笹倉及介の日記ブログ

一時的活字離れ

一心不乱にインターネットができないし、読書もできない。というか、何も集中してできない。気が散る毎日である。いつからこんなに気が散るようになったのかわからないが、きっとマルチディスプレイにしてツイッターをやっている弊害だろうと思う。そんな記事をどこかで読んだ。もちろんソースはインターネットだ。気が散るのは精神的に良くない気がするので、ツイッター止めてしまうのも一つの手かとも思う。しかし雑談をだらだらと眺めてたまに発言するのも悪くないし、友人も出来たし、インターネット上のアイデンティティを葬り去るのももったいないし、別にキャズムとかどうだって良いが、割と居心地の良い場所なので、辞めるのもどうかと思う。

気が散る原因の一つに、ネットに時間を費やすのもどうなの?他にするべきことがあるんじゃないの?とか思い始めたこともあったりする。別にするべきことなどないし、趣味なのでどのように時間をつぎ込もうがどう楽しもうが勝手なのだけれど、自分の中でどうも飽きの時期に入りつつあるらしい。活字中毒にも周期がある。

じゃあいったい何に集中できるのかといえば、ここ最近のブームは自転車と散歩である。外に出るとパソコンがないから他にすることがないので、それをするしかないという状況だ。だから集中できる。散歩というか、ランニング、ウォーキングと言ってもいいが、それなりの靴などを買ってみたりして、走ったり歩いたり、自転車もそれなりのものを買ってみたりして、遠くへ行っておいしいものを食べたり、絶景を写真に撮ったり。なんとアウトドアな生活か。このまましばらくこういった趣味に走るのも良いかもしれない。家にこもって本を読むばかりでは経験値は増えないだろう。


別に本が読めなくて困ることなど一つもないのだが、読みたい気持ちはあるのに読めないという状態なので、本は買うけれど、読む気になれない。積ん読が貯まる一方で困っている。誰か読み聞かせてくれると良いのだが。

周期的にこういうことは起こっていて、何かの拍子に凄く面白い小説に出会うと元に戻る。以前は小川一水の天冥の標の第一巻を読んだのがきっかけで元に戻った。第三巻を買ってまだ読んでいないので、読もうかと思う。でもいつのことになるやらわからない。


天冥の標 3 アウレーリア一統 (ハヤカワ文庫 JA)