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笹倉及介の日記ブログ

祖父「インターネットより電話のほうが便利やし」/ 父「ツイッター?メールでいいじゃん」

僕の祖父は今86歳なのだが、PCを使いこなし写真を加工したり、文章を書いたりしている。でもそのパソコンはインターネットにはつながっていないのだった。少しの間、インターネットにつないでいた時期もあったのだが、結局余り使わず、電話のほうが便利だからという理由で解約してしまったのだ。


祖父にとって、インターネットは、バスや電車の時刻を調べたりという用途で使うものであるそうで、「それなら電話した方が早いんやもんな」とのことだった。ここにものすごいジェネレーションギャップがある。じいちゃんにとって、インターネットは電話帳や百科事典の延長線上のものなのだ。


世代が進んで、父はというと、祖父よりは少し進んでいるようだが、やはりネットとは調べ物をするものであるという認識だ。コミュニケーションや、コラボレーションによってコンテンツを作り出すという用途は知ってはいるものの、見向きもしない。skypetwitterfacebookそのほかのwebサービスやクラウドの有用性をいかに説こうとも、父は「電話でいいじゃん」「メールでいいじゃん」である。最近、スマートフォンを手に入れ、遊んでいるようであるが、結局「携帯できるグーグル検索」より先に進まない。


祖父、父ともに、同世代に比べたらかなり時代について行っている方であると思う。


僕の子供や孫の世代には、きっと僕が「xxxxxよりもtwitterのほうが便利だし」とか言うと驚かれたりするのだろう。時代が進むというのはそういうことなのだ。なるべく時代について行きたいと思うが、僕が年老いてもついて行ける程度の発展なんて、僕は望んでいない。孫が魔法使いに見えるほどのテクノロジーの進歩を望む。