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笹倉及介の日記ブログ

なんて不便なものだろう

自動車。ランニングコストはかかるし、二人以上で移動するときは便利だけれど、そんなことは滅多に無いために、ほとんど一人で乗る乗り物で、5人乗りに1人で乗るという非効率さ。駐車場が無いと目的地までたどり着けないし、人一人動かすのに、どれだけスペースとエネルギーが使われているのか。お酒を飲むと乗れないし、とても非効率で不便な乗り物だ。どうしてこんなものが無ければ生活が不自由になるのか。車では行けないところでも、徒歩なら余裕で行ける場合のほうが多い。タクシーを利用した方が、だいたいの家庭において経済的に得だという。それならばどうして車社会なのか。不便なのをムリして使っており、なんとなくそういう社会だから惰性でみんな車に乗るのでは無いのか。10万円以下の中古車で十分実用に耐えるというのに、どうして何百万円もする車に乗りたがるのか。

携帯電話。あれは毎日充電しなければ使い物にならない。何故2年おきに買い換える?。必要以上に高い料金設定。何故みんなあの料金を普通に思うのだろうか?家でのインターネットよりも高い料金であることになぜ疑問に思わないのだろう。明らかにそれよりも劣ったサービスであるというのに。外でも使えることにメリットが? 家に帰ってから使うのと何の違いがあるのだろうか。使いにくいインターフェース。もうちょっと工夫すれば使いやすくなると素人でもわかる。そしていつでも呼び出されてしまうことに不快感は感じないのだろうか? 何故あんなものが普及しているのかはなはだ疑問である。みんなが持っているので何故か自分も持たなければならない。もはやそんな時代だから、持っていないことがオカシイと思われている。

実際には便利だなーと思って使っているものでも、そう思い込んでいるだけであって、不便きわまりないこともあるのかもしれない、と思った。