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hakanashika

笹倉及介の日記ブログ

涼を得る=熱を押しつける

パソコンがあまりにも熱くて、機能的にどうのこうの、これ以上温度が上がると故障するよとか、そういう問題で無く、ただ僕が「パソコンが熱いので、故障しそうで心配」という感情に基づいて、ノートパソコン用の冷却装置を買った。アルミの素材で出来ていて、ファンが二つ回り、PCの熱を風で冷やしてくれる。実際、5,6度違うようだ。
当然、冷やすというのは、熱を拡散させるという意味だから、PCの温度は下がるけれど、まわりの温度が上がることになる。PCの正面に座っている僕などは汗ダラダラだ。PCの健康を取るか、僕の快適さを取るか、二択である。両方、となると、もう少し投資しなければならない。クーラーである。でも、クーラー先生にはもう少し、盛夏のころまで待っていただきたいと思っている。

夏になると、打ち水大作戦や、各種涼を得る方法がネットを賑わすが、どれほど効果があるのだろうか。自分が涼しくなった場合、その熱は自分以外のどこかへ行っている。自分は涼しくなったけれど、その分部屋が暑くなった、ということになるのではないのかな。トータルでは熱は同じだ。クーラーだって、部屋は涼しくなる分、室外機は熱くなる。風を浴びると涼しいのは、自分の皮膚から出た熱が風下にすぐに移動してしまうからだから、風下は暑くなっている。クーラーを動かすのに電力が必要だし、必ずエネルギー損失があるから、結局、涼しくする以上に暑くなっていることになる。節電ブームの昨今、これは非常に無駄なので、やめたほうがよい。

なにかをすると必ず熱が発生し、暑くなる。自分が涼しくなっても、それは熱を誰かに押しつけている、ということだ。だから、結局「心頭滅却すれば火もまた涼し」というように、何もせずにじっとしているのが、誰にとっても最良な方法なのではないか。

もしくは、一日の消費カロリーよりも摂取カロリーのほうが多い人は沢山居るだろう。だから、人間が頑張って発電してクーラーを動かすとか、現実的にはうちわで扇いだりするのが最良の方法だと思う。

もしくは、もうなんか暑いと思うから暑いんじゃね?という発想で、涼しいと錯覚するような、ハッカとかを全身に塗って、「すずしー」と思い込む作戦も良いかもしれない。風鈴も同じ用途だ。

暑いのでだれかマックスウェルの悪魔召喚してくれ。

新装版 マックスウェルの悪魔―確率から物理学へ (ブルーバックス)

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この本は、大変おもしろいし、内容も理解しやすいので大変おすすめです。
SF頻出単語である(まどかマギカにも出てきた)エントロピーという単語が理解できるようになります。

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