続く日記の試行錯誤
18歳の時に大学では必要だからとパソコンを与えられ、キーボードを見ずに打てるとかっこいい!という理由から、タイピングの練習のために日記を書き始めて9年間日記を書いている。いや実は、書いたり止めたりしている。今は一応、外泊したり酔って帰ったりする日を除いてだが、一ヶ月くらい続けて書けている。
ここでの日記は、誰にも見せることのない、自分のためだけの、本当の意味での日記のことだ。日記ブログという意味ではない。
いろいろと日記をつける方法も試した。
- フリーでダウンロードできる日記ソフトを使う
これはわりかし続いたが、使っていたソフトに不具合があり、ずっと更新されなかったので微妙にストレスを感じつつ使っていた。ソフトを変えたりしてみたが、ずっと続けるには不安が残った。一年前や一ヶ月前に書いたデータを一瞬で参照できるのが便利だったが、止めてしまった。
- 一日ごとにテキストファイルを作って保存する
これは使っているソフトにかかわらず書けるので、とても良かったが、毎日新しいファイルを新規作成して名前をつけて保存していくのが面倒だったのでやめてしまった。
- 非公開ブログ
なんだか、非公開なのに、公開しているような気がしてダメだった。それに、ブログ運営会社が潰れてしまう不安があり、あまりなじめなかった。データの再利用もやり難いし良いこと無かった。
- ツイッターに誰にもフォローされていないアカウントを作る
ライフログという言葉を知って初めて見たが、なにかをするたびに書き込むというのは面倒で、僕にとっては寝る前に一気にその日のことを書く方が性に合っていたのでやめた。
- Evernoteを使う
Evernoteのクライアントが重たいし、やはり会社が潰れたらデータはどうなるの?という不安は残る。非公開なのに、公開してるような気がする気持ちもあった。
なんだか気持ち悪がられそうだ。しかし、日記を書くと良いことがあるというのは、自明である。ここではそういうことには触れない。それはあくまで副産物であって、僕の目的は、とりあえず、なにかキーボードを使って、字を書きたいということだったのだ。今のところ読み返したことはない。何年後かに読み返して、にやにやできれば、まあそれはそれでおもしろいかもしれない。そのへんは、いろいろな本にもなっているので、適当に参照頂きたい。
現在、どのように日記を書いているかというと、「2011.txt」というテキストファイルを作り、テキストエディタで一日一度の頻度で書いている。テキストエディタはMeryを使っているが、タイムスタンプ(現在の日時を瞬時に書き込める機能だ)をショートカットキーで打ち込んでから書き始めている。どのテキストエディタにもタイムスタンプの機能はあるだろうから、使っているソフトに寄らず使える。テキストファイルは何年後でも使えると思うし、再加工も楽ちんだ。1年単位のファイルにすることで、一年間をたまに見渡すこともできる。この方法が、今までのなかで、毎日続けられて、今後ずっと残る方式で、一番良いのではないか、と思える。もちろん、データのバックアップはsugersyncでバッチリである。Evernoteで感じる「公開している気持ち」は、sugersyncでは何故か感じないので問題ない。とりあえず、この方法で落ち着いている。