たった10円で楽しい地図遊び
図書館で地図をコピーして遊べる、ということがわかった。地図は面白い。僕がやった遊びを紹介します。
図書館へ行く
googleアースでもgoogleマップでもそれはそれで楽しいのだけれど、「地図で遊んでる」感はやはり紙の地図が強い。図書館で無料で見られるので、まずは図書館へ行く。本屋さんにも売っているが、とりあえず図書館で十分だ。
まずは自分の住んでいる地域の地形図をコピーする
地形図はA2サイズで、コピー機はだいたいA3までなので、10円では実は地図の半分しかコピーできないが、まずは自分の家の地域の地形図をコピーする。
よく分からないものを目指す
僕は廃墟が好きなので、廃墟っぽいところは地図上でわからないかな?と思いながら地形図を見た。図書館にある地形図は、数年前のものが大半だったので、昔の集落の様子が分かるので、廃集落が載っているかもしれない。廃集落っぽい怪しいと思うところは、第一に名前が付いているところであるということ。名前が付いているということは、人が住んでいたということだからだ。集落の名前はYhahoo地図でもgoogle地図でもあまり載っていないことが多い。紙の地形図が一番詳しく載っている。あとは、ぽつんと黒い四角(■の記号)が山奥にあったりすると、それは廃集落っぽい!ということになる。
とりあえず書き込む
経路は蛍光ペンでピンクに。川は水色に塗るなど。
なんでもいいから、目標を目指す。そこは誰も目指したことのない場所だ。
だれがわざわざ近所に地図を持って行くというのか。しかし、地図を持つと気持ちが違ってくる。なんとなくいつも通る道でも、地図を見て、「地図に書いてあるが、実際はどんなところなのだっけ?」と思いを巡らせてから行くのとでは全く意味が違ってくる。なんでもいいから目指す。
地図を持って出発
途中は地図と実際の風景を見比べて、どのように地図上で表現されているのかを確認されたりすると、地図の再現性に驚いたり、思っていないようなものが目に入ったりして面白い。途中でも地図にメモ書きなどすると、よりいっそう良い。
途中経路も、目的地も、ケータイで写真を撮ろう
GPSでどの場所で撮ったのか分かるようにするとあとでgoogleマップ上に投影できて楽しい。
帰ってきてから、地図を見て、写真を見たり、記憶を辿ったりしてにやにやする
これが一番楽しかったりする。ちなみに、廃墟っぽいと思って目指した場所は、大半が人が住んでいた。
要するに
ただの地図を持っての散歩である。それでも地図を持つことにより結構違ってくるものだ。