COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2012年 06月号
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2012年 06月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/04/25
- メディア: 雑誌
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この雑誌はおもしろい。国際ニュースをまとめた雑誌なのだけれど、海外の雑誌が日本について書いたことをまとめてくれている。国際ニュース関係はこれを読んでおけば新聞取らなくても何とかなるのでは、と思っている。
今月号
- 特集1 あの「有名企業」で働いてみたら
今月号の特集は、外資系の超有名企業の労働環境を取材したもの。facebookとサムスン電子について興味深く読んだ。facebookは大企業病にかかりつつあり、サムスン電子は過剰に競争主義で社員は大変そうである。
- 特集2 君は「スーパーヒューマン」を見たか
肉体に何らかのハンディキャップを持っている人が、テクノロジーや超感覚でそれを補う、というもの。義眼や義足がわかりやすい。色がまったく分からない人が出てきた。色を読み取るセンサーを付けていて、その色を音に変換して、「音を聴く」ことで色を感じ取ることができるようになったという。すごい。人間はどこまでも拡張できるのだろうか?どこからどこまでが人間なのだろう? メガネは顔の一部?目の一部? 道具によって感覚が補完される時代すごい。
それよりもすごいのが、なんとエコロケーション(いるかやコウモリなどが使う、音で障害物を探知する能力)を自由自在に使う全盲の人が居た。これはまったく道具を使わず、自分の歯と舌でクリック音を出して、その反響を聴くことで、障害物を認識するらしい。まったく普通に暮らして行けているという。人間は周りの環境や自分の能力によってかなりの幅が持てるような種族なのだろうか。
SF的。世の中にはすごい人間も居るもんだ。僕にもなにかできないだろうか。