hakanashika

笹倉及介の日記ブログ

指先ひとつで動く不思議な機械

PCてのは指先ひとつで動きますよね。
キーボードを押せば字が出てくるし、マウスでアイコンをクリックしたり、リンクをクリックしたりすれば、アプリが開いたり、リンク先が開いたりする。それはふつうのことだ。それは受け入れることができる。僕が操作したのだから、当たり前だ。クリックしたら、メールが送信され、相手に受信する。当然そうなる。それは問題ない。

アイコンをクリックすると、CDのトレイが開く。
これが不思議なのである。どういうことだ、と思う。僕が何をした?と思う。そんなにトレイがカシャリと開いてCDを挿入するためのメカメカしいドライブが出てくるような操作をした覚えはない。いや実際はそういうことをしたのであるが、そんな感じじゃないのだ。すっげー不思議。
不思議感をやり過ごしてCDをPCにセットし、音楽を取り込む。取り込みが終わると、勝手にカシャリとCDのトレイが開いて、CDを排出する。これに至っては、僕は何の操作もしていないのに、すごい動きを見せるのだ! なんだこれ! 不思議! というか不気味ですらある。

操作してる感がないのだ。実感がない。CDのトレイを開くには、ハードウェア的な操作で「カチャリ」くらいは必要だろう、と思う。ピアノの鍵盤を叩いて、その時には何の音もせず、10秒後に音が聞こえてくるような感覚。今ひとつ、自分でこの操作をしました!という実感がない。なんでそうなるのかを考えてしまうタイムラグ。

実感がない。なんかこう、スイッチとかレバーとか欲しいのだ。スイッチも、なるべく押してる感が高いやつが良い。「操作してる感」が重要なのだと思う。そして操作してからタイムラグを感じずに動いて欲しい。

自動車なんかはこういうのはとても重要だと思っていて、というのも、自分の身体の延長のような存在なので、実感を伴わない操作によって車が動くようにしてしまうと、とっさの操作などでどうしても遅れが生じてしまうのだと思うし、運転する楽しさなんかにも関わってくる。

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