文庫本の分割で読書がより楽しくなった
文庫本のメリットとして、軽い、小さい、携帯しやすい、というものがあると思うのだけれど、とても分厚い文庫本なんかもあったりして、まったく読み難くてしょうがないよ! と思っていた。分厚い文庫本よりは、むしろハードカバーのほうが読みやすいくらいだ。
なので、大胆にカッターで分割してみた。分割したのは「虚無への供物」という小説。いまは上下分冊されているらしいのだけれど、僕が古本で手に入れたものは一冊にまとまっているものだった。
古本だし、僕は元々、自分で買った本は折ったり線を引いたり、付箋を貼ったりと汚すような読み方をしているので、分割するのもあまり抵抗はなかった。お風呂で読んでしわしわになったりもしている。
やりかた
- 背表紙がパカッっと割れるまで本を開く
- カッターで切断
- 閉じがばらばらにならないように、テープで補修する
簡単です。テープを貼り付けることを考えると、本はテープの半分くらいの厚さに割ると良いと思います。背表紙をかわいいマスキングテープで彩りましょう。
分割の利点
- 軽くなる
- 上下分冊よりも値段が安い
- マスキングテープでおしゃれできる
ポケットに入る、自分にちょうど良い量に分割して、いろんなところで読書が楽しめるようになります。あと、一冊が薄くなるので、より気軽に読めるようになります。そして、マスキングテープで自分の好みに彩ることによって、自分だけの読書体験を得ることができるのですね。こういうのは意外に馬鹿にならないもので、一見少し快適になる程度ですが、それだけで凄く読書が楽しくなります。おすすめです。
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