めだかボックスが超おもしろい
- 作者: 暁月あきら,西尾維新
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/07/04
- メディア: コミック
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- ここ数日、一人の時間のときはずっとめだかボックスを読みふけっていた。一巻から一気にレンタルコミックで借りてきて読んだのだけれど、最新の16巻だけが借りられなかったので、自分で買って読んだ。
- 西尾維新が原作と聞いて、最初の数話を読んで、「なんだ、ただの学園ハーレムどたばたコメディか」と思って興味をなくしてしまっていたが。twitterのとあるフォロワーがつぶやいていたことによれば、めだかボックスは能力バトル漫画になったらしい。1京の能力とかでたらめな強キャラが出てきたとかなんとか。西尾維新がやりやがった!的な感じで話題になっていて、興味を持って読んでみることにした。
- 学園コメディが終わってからのフラスコ計画から、すごくおもしろい。能力バトル漫画であり、ジョジョやハンターハンターが大好きな僕はとてもおもしろく読んだ。
- そういえば西尾維新はジョジョの奇妙な冒険が大好きだったし、漫画やアニメの話題をふんだんに自分の小説に盛り込むような作家だった。
- 台詞回しが小説っぽいし、とても字の多い漫画だけど、この場合読むのは全然苦痛ではない。とても展開が早い。
- 西尾維新のネーミングセンスや台詞回しは戯れ言シリーズのころから好きだった。
- 絵は今風でかわいいし、よくこんなに多くの個性的なキャラや超能力をどんどん使い捨てられるなぁと思ったけれど、戯れ言シリーズのころからそうだったので、全く相変わらずだ。
- ストーリーに少年ジャンプがよく登場したり、たびたびメタな発言が飛び交うし、ストーリーの中核がもうメタメタだったりするので、どんなにチートな能力のキャラが出てきてもそれを上回るチート能力でどうにかなりそう。たぶんメタ的な要素って、漫画をたくさん読んでいて、あるていど漫画的定石を知っているひとにしかわからないのではないか。小学生向けではないような気がする。
- でも小学生は美少女が半裸で戦うとか大好きだから、その点めだかボックスは大丈夫なのでバランスのよい漫画かも。
- めだかボックスがおもしろいことに気づいていた人はとてもうらやましいというか、なんでもっと早く僕に教えてくれなかったんだ!というかんじ。
- だから僕はめだかボックスが超おもしろいことをこの場で広め、是非とも多くの人に手にとってもらいたいと思う。