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笹倉及介の日記ブログ

「大気の状態が不安定」ってなんだ

最近、表題のセリフをよく天気予報で耳にする。どうやらこの状況のときに激しい雨が急に降ってくるような感じになっている。でもなんか、具体的にはどういう状況なのかよくわからない。もう一段階くらいは深く説明して欲しいと思う。論理を一つ飛ばしているような気がするし、「不安定」というのは人によって持つ印象が違うんじゃないか。
「要するに急に雨が降るんだろう」という理解でも良いかもしれないが、それなら天気予報士は「急に雨が降ります」と言うはずではないか。わざわざ「大気の状態が不安定」というからには、それなりに理由があるはずだ。あるはずだけれど、でもきっと一般市民には専門的すぎてわからないから説明をあえて省いているのだろう。
収入が不安定、というのは収入の上下が激しく、将来の予測が立たないことを言う。不安定な場所 というのはそこに立つとぐらぐらして今にも転びそうってことだ。
じゃあ大気の状態が不安定ってのはなんだろう。暖かい空気と冷たい空気がマーブル状にゴチャゴチャしている感じだろうか。とここまで考えて検索をする。

wikipedia:大気安定度
大気安定度(たいきあんていど)とは、気象学における概念で、力学的・熱力学的に平衡状態にある大気に微小擾乱を発生させたときの、その大気の振る舞いを表す。擾乱が弱まってもとの平衡状態に戻る場合は安定、擾乱が強まって元の状態に戻らない場合は不安定という。また、不安定の度合いについて考えるときは不安定度とも呼ぶ。
気象予報では、多くの場合大気の安定度といえば静的安定度、特に対流不安定のことを指す。これを一般には「大気の状態が不安定」と言い換え、一般向けの天気予報などではより分かりやすい「不安定な天気」または単に「不安定」と言い換えることが多い。

うーむ。わからん。

気象予報士 走る石榑亜紀子のコラム/いよ×イチ | NHK松山放送局
「大気の状態が不安定」ってよく聞きますが、詳しくはどんなこと?
天気予報でも、実際に口にすることが多くなってきました。
大気の状態が不安定というのは、簡単にいえば、
もくもくとした積乱雲ができやすい状態です。

週末の女神|4次元ポケット
不安定とは地面から空の途中までは暖かく湿った空気が入っているのに、空の高いところには冷たい空気がある状態のことです。
では、不安定だと何がおこるのでしょうか?
例えば、暖かい空気が山などに当たって冷たい空気の中に押し上げられたとします。すると暖かい空気は冷たい空気よりも軽いので、ドンドン上に昇っていきます。
そして、暖かい空気は水分をたくさん持った湿った空気なので、冷たい空気に徐々に冷やされていくと、雲が作られます。
大気の状態が不安定だと、この雲がとても発達しやすくなり、強い雨が降ったり、雷が鳴ったり、雹が降ったりするのです。

これでよくわかった。つまり、冷たい空気と暖かい空気が入れ替わりやすく、いつバランスを崩すかわからない状態だから「不安定」ということか。そして、バランスが崩れると一気に冷たい空気と暖かい空気が入れ替わり、積乱雲が発生し、激しい雨が降る。

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