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笹倉及介の日記ブログ

スーパーカブ110で天竜川沿いにダム巡り その2

スーパーカブ110で天竜川沿いにダム巡り その1 - hakanashika

天竜川を下る旅その2

小渋ダムは実は天竜川の本流ではなく、天竜川に流れる小渋川をせき止めるダムだ。一泊目の宿は飯田市に取っていたので、このままのペースで行くと時間が余るだろうと思って、たまたま看板を見つけて寄り道をしたのだった。

途中で変電所が見える。鉄塔も好きなので、一枚写真に収める。


飯田市を少し高台から眺めた。

案の定、飯田市に着いても時間が余って、することも無くなったので、寺に行ってみた。誰も居ないし写真を一枚撮っただけであった。帰り際、夏休みの虫取り少年にものすごい元気な挨拶をされ戸惑った。とても良い天気なので、どんな写真を撮っても良い写りである。





時間が余ったので、飯田市より少し先に行き、天竜峡を見て回ることにした。この写真は天竜峡の遊歩道から撮った写真だが、一周徒歩40分で見て回ることができる。凄く暑いし、坂だし、こっちはバイクでずっと旅をしてきて疲れているところにこんな仕打ち、ひどい。暑い。休みたい。しかし眺めは絶景だった。仙人か天狗が住んでいそうな地形である。ここで川幅が急に狭まり洪水が起きやすいらしい。確かにそういう景色である。

緊急避難的に喫茶店に飛び入って、かき氷を食べる。うめぇ、うめぇ! 本当にふらふらで熱中症かと思ったので、ありがたかった。凄くおしゃれな喫茶店だったのだけれど、ランニングシャツのじいさんがやっててなんかもったいなかった。氷も凄く雑な削り方。旅先でのこういう出来事もたのしいものだ。

天竜峡をあとにして、宿に戻る。ガソリンを満タンにして、更にガソリン携行缶を途中のホームセンターで購入し、それも満タンにしてもらった。スーパーカブは燃費が良いのだけれど、タンクの容量がそんなにないので、保険の意味で0.8Lだが満タンにしてもらった。ガソスタのおっちゃんは「こんな携行缶あるんだ~!」と珍しがっていた。この日初めてまともに人と話をした。ちょっとした出会いだった。

カブの旅といえば、温泉である。温泉宿ではなくビジネスホテルに宿をとっていたので、iphone日帰り温泉を探し出し行ってみる。「砂払温泉」というところへ行ってみた。地元に愛される温泉という感じでよいところだった。

今回の旅でやはりiphoneは便利だということが再認識された。
「地図を確認する」「宿を予約する」「観光名所を検索する」 これがあっという間にできる。電池の持ちが心配されたので、予備のモバイルバッテリーを持って行ったのだけれど、それも必要なかった。夜に宿で充電すれば十分だった。

夜は宿の近所の居酒屋のような定食屋のようなところでビールを飲んだ。最初に頼んだ焼きおにぎりが予想外に大きくて、他に何も食べられなかった。焼きおにぎりでビールを飲む…。失敗だった。


一日目終了。その3につづく。
スーパーカブ110で天竜川沿いにダム巡り その3 - hakanashika
スーパーカブ110で天竜川沿いにダム巡り その4 - hakanashika