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笹倉及介の日記ブログ

コタツにオシャレさは必要か?

こたつの季節だ。僕はこたつを出して、今週からこたつ生活をしようと決めた。仕事を終わって帰ってきたら、晩ご飯の用意をして、こたつでご飯を食べる。片づけをして、そのままこたつで勉強のために参考書を広げたり、読書をしたりする。
と思ったのだけれど、実際はそうはいかない。ご飯を食べて、少しiPhoneiPadなんかをいじってから参考書でも読もうかなーとか思っていると、すぐに寝てしまう。こたつをつけっぱなし、電気をつけっぱなしだ。今週で2回あった。こたつ生活を始めたのが月曜日だから、今日が金曜日で、つまり4日のうち2日はこたつで寝ていて、今日ももしかしたらそうかもしれない。

ところで、友人がオシャレなこたつが欲しいと言っている。僕はこたつはこたつである以上、オシャレなこたつはあり得ないのではないかと思っていて、それほどこたつはダサいものというか、オシャレさとは全く関係のないものだと思っている。たとえば、今なぜだか殺虫スプレーが僕の視界にあるのだけれど、オシャレな殺虫スプレーは誰も求めていないし、特に必要ないものだと思う。そして、どれだけオシャレな部屋であっても、殺虫スプレーが部屋の真ん中に置いてあれば、ダサさはアップすると思う。それと同様に、こたつもオシャレさはあまり考えられておらず、部屋に設置するだけでダサくなるものである。オシャレなこたつと言っても、所詮、ダサくなるレベルが少し緩和されるだけだろうと思う。
実際に欲しいこたつを教えてもらって、ウェブページの写真を見せてもらったのだけれど、なるほど、とてもおしゃれなこたつである。そして、えらく値段が高い。そして、その写真はこたつ布団がついていない状態だった。こたつにオシャレさを求めるのはそもそもおかしいと思ったのと、そもそも布団のほうがダサさを決めているのではないかと思ったので、友人には、「いや、これは布団がついていないではないか。布団がついていないこたつはこたつと言えるのか。」「布団をつけたらダサくなるのではないか」という旨を伝えた。が、やはり友人はそのこたつが欲しいらしく、悩んでいるようだった。
高価な買い物を悩むのは楽しいものなので、これ以上否定的なことは言わず、こたつ談義をした。