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笹倉及介の日記ブログ

量販店には、ちょうどいい量ってなかなか無い

僕は工作とかも好きだし、生活を改善するために細かな工夫を凝らすのが好きなので、ホームセンターで細かいものを買ってくることが多い。たとえば、ネジ・釘、針金、結束バンドとかである。こういうものは、同じ規格のものがまとめて包装されて売られている。ネジが10個でまとめて売られている場合は、自分が必要なネジの数によって10個単位で買わなければいけない。ネジが19個必要なら、20個買わなければいけないし、21個なら、30個買わなければいけない。10個単位だったらまだマシで、50個入っているものなんかもある。

ネジなどは、ものを組み立ててしまえば当分使わないものなんだけれど、絶対にそのネジが必要、という場合が多いので、たった一個のネジが必要なために、のこりの9個も買わなければいけない。一個ずつ売って欲しい。針金なんかは長さを計って必要な分だけ切り売りしてくれる場合もある。

基本的に僕は必要最小限の購入をしたいと考えている。もう少し細かい単位で売って欲しい。どうしてこんな仕組みになっているのだろう。きっとその方が、ネジを作る人、ネジを売る人の効率が良いのだろうなぁ、とぼんやり考える。その方が必ずちょっとだけ多く売れることになるし、運搬、陳列なんかも楽そうだ。管理も楽そう。しかし消費者的には不便だと思う。ちょっとずつ無駄に買い物をさせられていると思う。それでいいのか現代日本!大量消費社会の闇か!

なんでも購入単位は小さい方が良い。漫画は単行本ではなく、一話単位で購入できれば便利だし、雑誌は別に雑なままでパッケージされていて構わないけれど、特集ごと、作品ごとに分割購入できる選択肢があったって良い。電子書籍ならそれが簡単にできるはずだ。音楽は既にできている。

人参だって一本ずつ買いたい。一人暮らしが人参を袋で買っても必ず余らせてダメにするのだ、と声を大にして言いたい。ネジはいずれ使い切るかもしれないが、人参はすぐに悪くなるのだ。