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笹倉及介の日記ブログ

足尾銅山観光

連休を利用して、栃木に一泊二日の小旅行をしてきた。目的は、足尾銅山の近代遺産の廃墟を写真に収めたい!というもの。日帰りでも行けそうな距離だったけれど、予定を詰め込むのも窮屈で嫌なので、一泊してのんびり回ることにした。結果的に、これは正解だった。見所がたくさんあって、もう一回行きたいくらいだった。

下記が目的地である足尾銅山観光。日光市が運営している観光施設だ。

全長1200kmほどにも渡る坑道の一部に入れる。中はモーターで動く人形とかが居て、江戸、明治、昭和の時代で採掘技術がどう変わっていったか、などが学べるようになっている。

足尾は鉱山施設がたくさんあって。もう入ることは出来ないのだけれど、廃墟のようになっていて、道沿いに見ることができる。廃墟萌えとして大興奮である。

足尾歴史館」という有志でやっている施設に立ち入る。案内の人はとても親切に足尾の歴史を解説してくれた。歴史館には、鉱山で実際に働いていた人の手書きのメモであるとか、当時を思い出して地図にしたものだとかが展示してあり、上記で述べた足尾銅山観光とはまた違った足尾の姿を見ることができる。リアルな当時の声が生々しく感じられた。

過去に賑わっていた町が、その残像を残しながらゆっくりと静かに廃れ、しかしまだ確実に産業も残っており活発な町である足尾町の姿を見て、なんだか神社や寺にいるような、静かな気持ちになった。

日光市に一泊し、そのほかに東照宮とその周辺の神社であるとか、大谷資料館という石切場跡などを見て回り、宇都宮餃子を食べて帰路についた。

今週のお題ゴールデンウィーク2014」