火成岩
- 作者: レベッカフォークナー,松原聰,Rebecca Faulkner,大下英津子
- 出版社/メーカー: 文溪堂
- 発売日: 2008/03
- メディア: 大型本
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本日も、石についての本。火成岩だ。この本は火成岩について述べた子供向けの本で、写真や図を多用していてとてもわかりやすい。図書館の児童書コーナーもバカに出来ない。ものすごい知識が得られる。とてもわかりやすく書かれているので、興味があるものについて、まずは図書館の児童コーナーで調べてみるというのも悪くないかもしれない。どこかで学んだ記憶があるけれど、忘れてしまったことなどを丁寧に読み返すというのも、また味があってよいものだ。
火成岩というのはどこにでもある岩である。マグマが冷えてできた石が火成岩となる。その種類は千差万別で、マグマの冷えるスピードが遅かったり早かったり、また、マグマの成分によっても違う。代表的なものは花崗岩や流紋岩で、内容が紹介されていた。どちらも石英、長石、雲母、角閃石からなる。それぞれの鉱物について、よく知らないので、今後調べていきたい。とにかく、外見はごま塩おにぎりのような石だ。
火成岩は日常の様々なところに利用されていて、石材として役に立つようだ。また、宝石などは火成岩から発掘される。そのほか、火成岩による奇妙な地形なども載っており、児童書ながらとても知識欲を満たす一冊。興味がなければ何も面白く無いかもしれないけれど、僕は石好きなので、とても楽しく読んだ。