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笹倉及介の日記ブログ

大昔の人類について

ここ最近、人類史についての本を数冊読んでいる。人類が二足歩行を始めた時代とか、徐々に世界全体に拡散していって繁栄していく時代であるとか、どのようになっていたのかを想像するのが楽しい。様々な説があり、どの説が正しいだろうというのがまだ無いので、本によって書いてあることが微妙に違っていたりもするのもおもしろい。未開の地を冒険し、地図を書いている気分になる。

狩猟採集民から農耕民族に切り替わるあたりの話が特に好きで、農業の発明により集団生活をするようになって、人口密度が高まり疫病が蔓延したり、現代のストレスによる病の発端があったり。つまり僕が毎日デスクワークで腰痛や肩こりに悩まされているのも太鼓の人類が農業を発明したからなのだ。

人類史、過去の人々の連続性の先端に僕がいて、現代の人類の繁栄があるという考えができる。「巨人の肩に立つ」という言葉が好きだ。過去の人たちよりも少し高いところが見えるようにしていると考えると、仕事もやる気になるし、生きる希望が湧いてくる。