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笹倉及介の日記ブログ

飲み会があった

 僕は酒はあまり飲めない。いや平均的な量がわからないのでただ僕がそう思っているだけかもしれないけれど、そんなに飲む方ではないと思う。それ以上に、お酒の味があまり美味しいとは思わないので、お酒は好きではない。むしろ嫌いだ。飲めないというよりも、飲まないだけかもしれない。酒はこの世から無くなってもかまわない物のうちの一つだ。
 飲み会があったわけだけれど、今日はそんなに飲ます飲まされるという雰囲気ではなく、のんびりと酒を飲んで談笑という感じだった。飲み会の雰囲気の中ではかなり理想に近いような飲み会だったと思っている。この日記を書いているのが何よりの証拠である。というのは、僕がこの日記を書くのをサボっている日は、大抵酒を飲んだ日で、酔っ払っていて書けないからだ。書いているということは、そんなに酔っていないし、早めに帰ってきたということである。今日はとても良い酔い方というか、酒の量も、飲んだ時間も、帰ってきた時間も、話の内容も、ちょうど良かった。
 飲み会のたびに思うのは、自分が、大勢の前で雑談をするようなような人間では無いな、ということだ。大勢の前で、真面目なプレゼンテーションをすることは全然問題は無い。緊張はするが、自身を持ってまともな内容のことを話すことはできる。だが、雑談となると違う。できない。
 面白くないこともある。大抵、飲み会には宴会部長というか、盛り上げ役が一人は居る。僕はそういう役柄を買って出るような人間と仲良くなれる気がしないのだ。自然にそんな役柄になってしまう、というのはまあ許せるが、「自分が盛り上げないと他に誰が盛り上げるんだ?」というような勘違い君は、本当に間違いだと思っていて、あまり好きではない。大人として、ある程度話せるようにはなるのだろうけれど、友達にはなれないだろう。飲み会は、盛り上げようとしなくてもいい。雰囲気が良ければ自然に盛り上がる。盛り上がらなかったらさっさと終わらせればよい。
 こんなネガティブなことをここに書いてしまうのも、いま酔っているからだ。しかも、何回読み直してもまったく後悔も無いというのはどうなんだろう。