爪

　今日は爪を切りました。そう書くと終日爪を切ることに費やしていたみたいだ。ちなみに、切ったのは足の爪です。いや、そんなこと世界に向けて発信したいわけじゃないのです。
　爪について毎回不思議に思うことがある。毎日少しずつ伸びていくわけだが、昨日爪に対してなんとも思わなかった自分が、今日爪を見て「長っ！切らなければっ！」と思うことだ。それは急にやってくる。明らかに、切らなければいけない境界線が一人一人にある。境界線を越える前までは爪に対して何も感じないが、境界線を越えると急に爪のことばかりが気になって、切るまで落ち着かなくなる。指先は何をするにも活躍するので、爪が長いと気になってしょうがないのだ。
　女性はオシャレのために爪を伸ばしている人もいるけれど、アレは相当なストレスではないかな。さらに、細かい作業ができなくなるので不便だ。爪が割れたりはがれるという心配もあるし、もしストレスを感じているなら今すぐ切った方がよい。爪を切るだけでストレスから開放され、幸せになり、やさしくなり、人から好かれ、頭も回るようになる。仕事もできるようになる。細かい作業もすぐできるようになるし、キーボードを叩くのも早くなるので仕事がさらにできるようになり、給料が上がり、日本経済が潤う。いいことしかないじゃないか。オシャレなどさせるものか、切れ、今すぐ爪を切れ。