hakanashika

笹倉及介の日記ブログ

ブルースカイ

 青インク青インクとわあわあ言っていたのとは関係無い。でもこの本も青だし、青色がキーワードには違いない。
 桜庭一樹の書く物語の、ふわふわした不思議な空気がとても好きだ。本の評価では「おもしろい」と「好き」は別に考えているけれど、この作家の本はおもしろくて好きだ。
 表紙や題名だけではまったく内容が想像できず、それが逆に良かった。良い意味で裏切られた。作り手にしてやられた感がある。僕も内容には触れないでおくか。この本は、どんな話か少しでも聞いてしまうとおもしろさが半減してしまうような本だと思われる。

ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)

ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)